- リストラップは何キロから使うべき?
- 筋トレ初心者にリストラップはいらない?
- リストラップを使い始める基準があれば知りたい
リストラップは必要ないという人もいますが、ぼくはリストラップを使った方が安心してトレーニングできると思います。
筋トレ初心者こそリストラップを使ってトレーニング効果を高めるべきです。
この記事では、リストラップを何キロから使い始めるべきか解説します。
記事を最後まで読めば、リストラップを使い始めるタイミングやリストラップを使う目的が分かります。
リストラップは何キロから使い始めるべきか、明確な基準は決められていません。 扱う重量や筋トレ歴にかかわらず、リストラップは使うべきです。
リストラップを使えば手首が保護されるので、怪我防止につながります。
king2ring(キングツーリング)リストラップが最強
wristwrap-navi.com
king2ringは「リングの王様」という願いを込められているスポーツメーカーで、アメリカを中心に人気があります。
king2ringリストラップpk360はフレキシブルタイプで伸縮性があるので、初心者でも巻きやすいのが特徴です。
マジックテープ部分が太いので強度は申し分ありません。
値段は2,000円弱と超お手頃価格。king2ringリストラップは強度が高いうえにコスパがいいので、圧倒的に初心者へおすすめです。
リストラップは何キロから使ってもOK
筋トレでリストラップは何キロから使ってもOKです。以下のように明確な基準が定められているわけではありません。
- ベンチプレスで100kg上がるようになってから
- 筋トレを始めて1年経過してから
筋トレ歴や扱う重量が何キロかにかかわらず、筋トレではリストラップを使いましょう。
リストラップを使う目的
リストラップを使う目的は主に2つです。
- 怪我防止のため
- トレーニングを安定させるため
リストラップを使うことによってどのような効果があるのかわかれば、「何キロから使い始めるか」悩む必要はなくなります。
怪我防止のため
リストラップは怪我を防止するために使います。具体的には、手首の骨である尺骨と橈骨を保護することで怪我を防止するのです。
身体運動の機能解剖 p84
ベンチプレスやショルダープレスなどのプレス系の種目やスクワットで重りを担ぐとき、手首に大きな負荷がかかります。
手首を怪我してしまえばトレーニングできず、回復するまで相当時間がかかります。
手首から肘にかけて神経がつながっているため、手首を痛めると肘を痛めるケースも。 手首や肘に痛みがあれば日常生活にも影響が出てしまいます。
安全にトレーニングするためにも、リストラップを使って手首を保護しましょう。
トレーニングを安定させるため
リストラップを使うことでトレーニングを安定させられます。手首が固定されている分、精神的に安心して重りを持てるからです。
個人的には、ベンチプレスやインクラインプレス、スクワットをするときにリストラップが欠かせません。
筋トレでは鍛えている部位に意識を集中させることが重要です。しかしリストラップをつけないでベンチプレスを行うと、胸ではなく手首に意識が向いてしまいます。
筋トレの効果を最大化するためにも、リストラップを使ってトレーニングに集中しましょう。山本義徳先生もリストラップの重要性を解説しています。
リストラップを使う種目
リストラップを使うのにおすすめの種目は次の2つです。
- プレス系の種目
- スクワット
どちらの種目も手首に負担がかかるので、リストラップで手首を保護しましょう。
プレス系種目
ベンチプレスなどのプレス系種目では、リストラップが欠かせません。
ベンチプレスやインクラインプレスは手首を立てて行うべきといわれますが、どうしても寝てしまいます。
手首が寝てしまうと大きな負荷がかかるもの。ケガに繋がりやすくなります。
少しでも手首の負担を軽減するため、プレス系種目では必ずリストラップを使いましょう。
スクワット
スクワットでもリストラップを使うのがおすすめです。特に手首が硬い人は、バーを担ぐとき手首が反り返ってしまいます。
スクワットは下半身のトレーニングですが、意外と上半身にも負担がかかっています。
バーを支えているのは手首への負担も大きくなるため、リストラップで保護しましょう。
リストラップをつけずにスクワットを行った翌日、床に手をついて立とうとしたら手首に激痛が走りました。
手首を前後に動かすことで、2,3日ほど痛みが続いた経験があります。
リストラップの選び方
リストラップを選ぶとき着目するポイントは以下の3つです。
長さ | 40cm、60cm、100cm |
---|---|
マジックテープ部分 | 細い、太い |
素材 | フレキシブル、スティッフ |
自分に合ったリストラップを使うことが、筋トレの効果を高めるために重要です。
素材
リストラップの素材は次の2種類あります。
- フレキシブルタイプ
-
伸縮性がある素材で作られたリストラップ
- スティッフタイプ
-
伸縮性がない硬い素材で作られたリストラップ
フレキシブルタイプはリストラップが伸び縮みします。
巻く強さを調節しやすいので、筋トレ初心者はフレキシブルがおすすめです。
一方でスティッフタイプは、フレキシブルタイプより手首をしっかり固定できるため、筋トレ上級者やパワーリフターにおすすめです。
長さ
リストラップは主に3つの長さがあります。
- 40cm
- 60cm
- 100cm
定番は60cmのリストラップで、目安として手首に3周巻ける程度の長さです。
40cmのリストラップは短すぎます。手首を保護するのには心もとないので、60cmか100cmを選びましょう。
100cmのリストラップは5周くらい巻けるから、トレーニング強度が高い筋トレ上級者におすすめ!
マジックテープ部分
マジックテープ部分は次の2パターンあります。
- マジックテープが細い
- マジックテープが太い
粘着力が強いのはマジックテープが太いリストラップです。
マジックテープ部分が細いリストラップは、数回使っただけですぐ粘着力が弱くなります。
リストラップは何度もつけ外しするものです。マジックテープの粘着力が弱まると、トレーニング中に外れる心配があります。
リストラップは必ずマジックテープ部分が太いものを選びましょう。
筋トレ初心者におすすめのリストラップ3選
筋トレ初心者におすすめのリストラップは以下の3つです。
- king2ringリストラップ
- Scheikリストラップ
- 鬼リストラップ
「フレキシブル」「60cm」「マジックテープ部分が太い」という3つの要素に加え、「値段の安さ」も考慮したリストラップです。
king2ring(キングツーリング)リストラップ
king2ringリストラップは、フレキシブルタイプで初心者でも巻きやすいリストラップです。
king2ringリストラップpk360の値段は2,000円弱と、大手メーカーに比べるとリーズナブルな価格で手に入れられます。
小売店を経由しないで輸入したりパッケージを簡素化したりすることで、できるだけ価格を抑えることに成功しました。
強度が高いうえにコスパがいいリストラップです。リストラップは消耗品ですが、king2ringリストラップは長期間使えます。
Schiek(シーク)リストラップ
Schiek(シーク)リストラップは、フレキシブルながら硬めの素材で作られているリストラップです。
Schiekはアメリカ発祥のスポーツメーカーです。
リストラップ以外にもリストストラップやトレーニングベルト、ニースリーブ、ボストンバッグなどさまざまなトレーニング用品を扱っています。
Schiekリストラップの値段は3,000円弱と少々高めですが、強度や品質は間違いありません。
鬼リストラップ
鬼リストラップはIPF(国際パワーリフティング連盟)公認のリストラップです。手首へのフィット感が抜群に良いので、初心者も安心して使えます。
IPF(国際パワーリフティング連盟)公認なので超高品質。しっかり手首が固定されるので、怪我を恐れず筋肉を意識してトレーニングに集中できます。
柔らかすぎず硬すぎない素材が使われています。初心者から上級者まで幅広くおすすめできるリストラップです。
リストラップを使って筋トレのパフォーマンスを上げよう
筋トレでリストラップは何キロから使ってもOKです。以下のように明確なタイミングは決まっていません。
- ベンチプレスで100kg上がるようになってから
- 筋トレを始めて1年経過してから
リストラップを使う目的は次の2つです。
- 怪我防止のため
- トレーニングを安定させるため
リストラップは筋トレ初心者・上級者問わず使うべきトレーニングギアです。筋トレ初心者の人は、「初心者だからまだ早い」と考える必要はありません。
リストラップを使って安全にトレーニングしましょう。